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朝ご飯の匠

Vol.9 茄子

栽培は奈良時代から

ナスの言葉とはたらき

梅の栄養と効能
秋ナスで涼しくなった朝をみずみずしく
秋ナスは初秋に獲れるナスのこと。皮が薄く、実がよくしまっているため、深みのある味わいがあります。夏が過ぎ、涼しくなった朝の食卓で、秋ナスを炊きたての白ごはんと一緒にいただく。なにかと忙しい現代だからこそ、そんな風情ある朝ご飯を楽しみたいものですね。


朝ご飯の秋ナス:写真1
栽培は奈良時代から
日本に来たのは1000年以上も昔のこと。
ナスの原産地はインド東部。日本には中国から8世紀ごろに伝わったとされています。奈良時代にはすでに栽培されるようになり、正倉院に納められている文献にはナスを献上した記録も残されています。
ナスという名前の由来にはいくつか説があり、もともとは「奈須比(ナスビ)」と呼ばれていたようです。西日本のほうで今も「ナスビ」の呼び方が残っているのはその名残かもしれません。ナスと呼ばれるようになったのは、宮中の女官言葉がはじまりだとか。

露地栽培で育ったナスの収穫がはじまるのは7月ごろですが、秋ナスの収穫は9月ごろから。秋ナス作りでは、夏の収穫後に「切り戻し剪定」をして余分な枝を落とし、株が育つ勢いを回復させる必要があります。おいしい秋ナスには、こんな手間もかかっているのです。

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