



技術、販売、製造、デザイン、宣伝など、
カンパニーと本社を横断してメンバーが集結した |
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テレビCM「充電して1000回くり返し使える電池」の効果もあり、一般家庭でも充電池の存在が認知されはじめ、『eneloop』の取り扱い店舗数は従来のおよそ3倍の展開となった。また、難関と見られていたコンビニでの販売も決定した。
田所:当社は市販ニッケル水素電池市場で約60%のシェアを持ち、電池の技術力は国内外から高い評価を得ていたのですが、OEMビジネス(※)がほとんどであるため三洋ブランドとしての強みをアピールできる機会が少なかった。今回、『eneloop』を三洋電機の顔として大々的に商品化できたのが開発者にとって一番うれしいことです。
平井:技術開発はもちろん、製造、販売、宣伝、デザイン、広報といった組織の壁を超えてプロジェクトに取り組んだ結果、三洋電機の『技術力』と『環境に対する想い』を届けられる商品が完成しました。事業再編を行い、新ビジョン『Think GAIA』を打ち出した当社にあって、この商品に携われたことを誇りに思います。
水田:プロジェクトメンバーみんなが『今までにない新しい電池を作るんだ!』『三洋を元気にするんだ』と思っていましたね。その熱い想いがあってこそ実現した商品だと感じます。
『eneloop』の発売によって、突如脚光を浴びることになったプロジェクトメンバーたち。その顔には、数々の苦労を乗り越えた安堵感と、ものづくりに関わる者の熱いプライドが垣間見えた。
さて、今後はどうなるのだろうか。
田所:現時点でも従来の充電池と比べて画期的な低自己放電を実現しましたが、今後もさらなる使い勝手の向上につながる改良を行い、電池といえば『eneloop』と当たり前のように言われる世界にしていきたいと考えています。
平井:デジタルカメラのようなデジタル機器だけでなく、乾電池を使った様々な機器に乾電池代わりに気軽に使ってもらいたいですね。そして三洋からの新しいライフスタイルの提案である『電池を使い捨てない生活』を楽しんでいただきたいと思います。
水田:時代が変わっても充電池といえば『eneloop』と言ってもらえるような飽きないデザインに育てたい。そして気づいたらロングラン商品になっていると嬉しいですね。
電池の新しいブランドとして『eneloop』は登場した。
充電しながらくり返し使い、使い終わったらリサイクルする、そんな新しい電池生活がもうすぐそこまできている。
| ※OEM(相手先ブランド製造): |
相手先ブランドで販売される製品を製造すること。 |
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