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こだわりシリーズ No.08
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01 オゾン洗浄ってどこからきた発想?
水へのこだわりは僕らのライフワーク

内藤(企画担当):私たちのHAカンパニーがある滋賀工場は琵琶湖から流れる瀬田川のほとりにあります。滋賀県は日本でも環境意識がトップレベルの県だと思います。「水をきれいにすること」「水を大切にすること」「水と共存すること」は私たちのライフワークなんです。

2年前にこの商品の開発の基になるプロジェクトが立ち上がったのですが、その目的のひとつは“徹底した省エネ”でした。今まで我われ洗濯機チームがこだわってきたのは、使用水量や電力、洗剤等、洗濯に使用する資源をいかに少なくするかという事が大きなウェイトを占めていました。もちろんそれも大切です。でもちょっと待てよ!と。水をキレイにしてもう一度使う事ができれば水は無限に使うことが出来る。しかも自然に返す水もキレイにできるんじゃないか!という発想の転換をしてみたんです。

すると、私たちの滋賀工場には環境技術開発を行っているグループがありました。主に業務用の水浄化関連機器などの開発を行なっているのですが、今回の空気(オゾン)を使った浄化にはこの業務用の技術を応用する事を考えました。空気(オゾン)には今までの洗濯イメージを変える大きなパワーと可能性を感じました。家庭用商品にこの「オゾン技術」を取り入れる事で、今までの「水を使う」と言う洗濯の常識を変える、新しい洗濯機を作ることが出来るんじゃないか!というのが開発のスタートです。

内藤 正浩
内藤 正浩
HAカンパニー
洗浄機器統括ビジネスユニット
企画部 商品開発課 主任企画員
 
皿田 潔
皿田 潔
HAカンパニー
洗浄機器統括ビジネスユニット
洗浄技術部 洗濯機技術課
主任技術員
オゾンって何者?!
皿田(技術担当):オゾンってどんなイメージをお持ちですか?

記者:えーっと・・・。 オゾン層破壊とかオゾンホールとか、ちょっと怖い感じですかね?

皿田:まったく違います!オゾン層問題の悪者はCO2。オゾン層は逆に紫外線から私たちを守ってくれているんですよ。気付かないけどオゾンって私たちの身の回りにいつもあるんです。オゾンのニオイって誰もが嗅いだことがあるけどそのことを知らない。山の中で渓流にいる時のすがすがしい空気と水の香りを思い出してみてください。実はあれもオゾンのニオイのひとつなんですよ。オゾン技術はクリーニング屋さんや空気清浄機など近年ではさまざまな分野で使われています。難しいのはこれを家庭用洗濯乾燥機に応用していかに洗浄技術に結びつけるかという点でした。

このオゾンがどうして洗浄や消臭に威力を発揮するのか、少し化学のお話をしましょう。

オゾンの化学式はO3。その名の通り酸素原子Oが3個くっついた形をしています。こいつはとても不安定な状態で、3つのうち1つを誰かにくっつけて自分は安定した酸素分子O2になりたがるんですね。そこでこれを衣類の汚れやニオイの基になっている雑菌とくっつけてしまうわけです。すると強い酸化力を発し、除菌※1や脱臭効果を発揮します。おまけにオゾンは残留しないので安心して使える、そんな優れものなんです。
今回の「AQUA(アクア)」では、オゾンに熱を加えることで、さらにオゾンの力をパワーアップさせています。

   
 
工程図1
衣類にはイヤな臭いや雑菌がいっぱい
工程図2
オゾン(O3)の力で雑菌やニオイを分解
工程図3
衣類を除菌※1:・消臭してスッキリ
※1:

試験依頼先/(財)日本食品分析センター、試験方法/寒天平板培養法、除菌方式/オゾン

悪臭「硫化水素(硫黄)」を分解する場合
悪臭「アンモニア」を分解する場合
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