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こだわりシリーズ No.05
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業界初!の新技術を生みだした理由とは?
清水 治之
三洋電機株式会社
ホームエレクトロニクスグループ
三洋テクノ・サウンド株式会社
IT商品ビジネスユニット
IT商品部 IT商品課
主任 清水 治之


「大容量メモリーを搭載してほしい」という声に応えたい。
当社では、以前よりMP3フォーマット*による録音方式を採用したパソコン対応モデルや、独自録音方式のベーシックモデルなど多彩なラインナップを用意していましたが、そのなかで「さらに大容量のメモリーを搭載してほしい」というお客様の声が多数寄せられていました。

というのも、当社のデジタルボイスレコーダーには、「録音」「音楽再生」「パソコンの補助記憶媒体」という大きく3つの機能があります。しかし従来モデルの最大容量は256MBですから、3つの機能を十分に使いこなすにはメモリー容量がまだまだ足りなかったんですね。

そこで、従来モデルよりもぐんとメモリーの容量をアップさせるためにはどうしたらいいか。開発担当者が集まって知恵をしぼったところ、これはハードディスクを搭載するしかない!と。音楽プレーヤーとしては既に登場していましたが、私たちが作りたかったのは、あくまで高音質な「録音」ができ、しかも「音楽再生」「パソコンの補助記憶媒体」の機能も併せ持つ、いわば“ボイスレコーダー と ビジネスマン版音楽プレーヤーとの融合”でした。

 

和栗 利弘
三洋電機株式会社
ホームエレクトロニクスグループ
三洋テクノ・サウンド株式会社
IT商品ビジネスユニット
IT商品部 IT設計課
課長 和栗 利弘
「音質を良くしたい」というこだわりが生んだ新技術。
もともと、当社のテープレコーダーには「音がいい」という定評をいただいておりました。1997年より、それまでのテープレコーダーからデジタルボイスレコーダーへ移行しましたが、常に「音質を良くしたい」という独自のこだわりを持って新商品を開発してきたのです。  

そうして辿り着いたのが、MP3フォーマット。これには高音質を叶え、しかも一般のほとんどのパソコンで音を出せるという利点がありました。MP3フォーマットでの「録音」方式を完成していたからこそ、「音楽再生」の用途が開け、またメモリー容量が増えるにつれて、「パソコンの補助記憶媒体」としての役割も担えるようになったわけです。

 

用語解説
*MP3フォーマット
映像データ圧縮方式のMPEG-1で利用される音声圧縮方式の一つ。オーディオCD並の音質を保ったままデータ量を約1/11に圧縮することができる。
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