「いろんな試行錯誤のうえ、最初に開発に成功したのは、電解水を微細な霧状、つまりミストにして空中に放出するという技術でした。
そうすれば、広い範囲に電解水の効果を与えることができるわけです」こう語るのは、鈴木大輔。ウイルスウォッシャーの技術開発に携わり、特にその商品がもたらす実際の効果を検証する役割を担っています。
「この“除菌電解ミスト方式”は、家庭用空気清浄機として商品化されました。従来のフィルターの働きだけで空気をきれいにする空気清浄機に比べ、空気中に飛ばされた電解ミストをプラスしたダブル清浄機能で大きな効果を発揮します。除菌効果の高い電解水を、いかに部屋の隅々にまで行き渡らせ、そして空気中に長く滞留させるか。そして、いかに効率よく浮遊するウイルスや細菌などに反応させるか。ここにウイルスウォッシャーの開発の苦労がありました」(鈴木)
それから、後ほど詳しく語られる「除菌エレメント方式」の開発に至り、ウイルスウォッシャーの「空気を洗う」発想はどんどん具体的な技術として実現します。現在では、「除菌電解ミスト」「除菌エレメント」に加え、「除菌フィルター」を含めた3つの方式が開発されており、搭載する商品の特長によって、もっとも効果的な方式が採用されています。
しかし、他社商品にも、空気の清浄化について様々な「新技術」を謳ったものが数多くあります。それらとは、どう違うのでしょうか?
「他社さんの商品について評価する立場にはありませんが、電解水の除菌・ウイルス抑制効果の確かさには自信がありました。しかし、そのことをアピールするためには、“ウイルスウォッシャーにはこれだけの効果があるんだ”ということを確実に証明しなくてはなりません。そこで重要になってくるのが、実証試験なのです」(鈴木) |